今開催中の「モネ展」に行った際にはぜひ京セラ美術館の外観もじっくり見てみて下さい!
定款様式建築
定款様式建築とは1930年代(昭和10年前後)の日本で流行した和洋折衷の建築様式です。どんなものかというと、鉄筋コンクリート造の洋式建築に和風の屋根を冠したデザインを特徴としています。ほかにも代表的な建物は神奈川県庁や名古屋市役所があります。以前にも行ったことがある京セラ美術館ですが、洋風の建物の上に屋根がのっかっている建物は和洋折衷で何とも不思議な建物です。

中に入ってみると
中は天井にステンドグラスが張ってあり、アールデコの直線の装飾です。西玄関の2F西広間の天井に施されています。日本古来の格子天井にステンドグラスを組み合わせて大胆なデザインで目を楽しませてくれます。洋風なのにどこか和風ですね。

まとめ
モネも日本の橋をモチーフに絵を描いていたように外国の風景なのに日本を感じる絵がありました。京セラ美術館も洋風の建物に日本の屋根をのせるという独特の建築様式で、日本なのに外国のような建物でお互いミックスするといいように作用するのだと思いました。これからもミックスされていい味を出す建物を見つけていきたいなと思います。